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【市況】NY債券:米長期債相場は反発、2-10年のイールドカーブは平坦化


23日の米国長期債相場は反発。2年-10年の利回り格差は2年債利回りが上昇したことで拡大した(イールドカーブの平坦化)。2年債利回り2007年10月以来の水準。米連邦準備制度理事会(FRB)は積極的な利上げによって需要を抑制する方針を提示している。

CMEのFedWatchによると、23日時点で11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.75-4.00%となる確率は67%程度。12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は65%程度。10年債利回りは一時3.825%近辺まで上昇したが、3.657%近辺まで反落し、取引終了時点にかけて3.685%近辺で推移した。

イールドカーブは、フラットニング気配で推移。2年-10年は-50.8bp近辺、2-30年は-59.0bp近辺で引けた。2年債利回りは4.20%(前日比:+8bp)、10年債利回りは3.68%(前日比-3bp)、30年債利回りは、3.61%(前日比:-3bp)で取引を終えた。

《MK》

 提供:フィスコ

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