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【市況】アジア株 総じて続落、昨日に続き香港株の下げ目立つ

東京時間18:23現在
香港ハンセン指数   18147.95(-296.67 -1.61%)
中国上海総合指数  3108.91(-8.27 -0.27%)
台湾加権指数     14284.63(-139.89 -0.97%)
韓国総合株価指数  2332.31(-14.90 -0.63%)
豪ASX200指数    6700.22(-106.21 -1.56%)
インドSENSEX30種  59267.18(-189.60 -0.32%)

 22日のアジア株は総じて下落。前日の米株安を背景とした売りが継続した。米FOMCは大方の予想通り0.75%の利上げとなったが、同時に発表された政策金利見通しで、今年末、来年末時点での政策金利見通しが大きく上方修正されたことが株の重石となっている。ドルペッグ制の下、米国の利上げに対して翌日に追随利上げを行っている香港の厳しい状況も嫌気されている。
 
 香港ハンセン指数は大幅安。米FOMCの利上げを受けて、香港金融管理局は今朝0.75%ポイントの利上げを実施している。信義ガラス、不動産のワーフリアルエステート、火鍋チェーンのハリディオ、金融大手HSBCなどの下げが厳しい。コングロマリットのWHグループなどがしっかり。

 上海総合指数は小幅続落。エネルギー関連の上昇が全体を支えており、同関連が上海より弱い深セン総合は上海総合以上に下げている。時価総額の大きい酒造会社の貴州茅臺酒が下げ寄与度トップ。医薬品のジャンスーハンルイ、漢方薬の片仔コウなどが軟調。石油大手シノペック、ペトロチャイナ、石炭エネルギーのシンファエナジ-などが買われている。

出所:MINKABU PRESS

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