【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月20日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)
日経平均株価は、9月7日の安値2万7268円を割れる場面で、価格が大きく下放れて始まる可能性があります。
昨晩のNYダウが金曜日の下げ分を戻す動きとなったことで、日経平均株価は、本日の寄り付き値が16日の終値2万7567円以上の水準から始まる公算です。
本日の寄り付き値の値位置は、本日の価格が積極的な下げの流れにならないことを示唆します。
本日は、価格が下げても、2万7268円以下を目指す展開にならない公算です。
ただ、明日、積極的な下げの流れになるなら、本日は、寄り付き後の価格が上昇しても、すぐに上値を抑えられて、16日の安値2万7525円以下を目指す動きになると考えられます。
本日の価格が上値を抑えられる展開にならずに上昇する場合、本日は、引けまで堅調に推移して、2万8000円程度まで上げる動きになる可能性があります。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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