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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 日本駐車場、オハラ、鎌倉新書 (9日大引け後 発表分)

日本駐車場 <日足> 「株探」多機能チャートより

 9日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 日本駐車場 <2353> [東証P]  ★今期経常は21%増で連続最高益、増配と自社株買いも発表
 ◆22年7月期の連結経常利益は前の期比34.1%増の46.3億円に拡大して着地。続く23年7月期も前期比20.7%増の56億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力の駐車場事業が堅調に推移するほか、前期に観光需要の回復で来場者数が大きく伸びたスキー場事業とテーマパーク事業の収益拡大が続く見込み。
  同時に、今期の年間配当は前期比0.25円増の5.25円に増配する方針とした。
  併せて、発行済み株式数の1.25%にあたる400万株または5億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 ニッソウ <1444> [東証G]  ★前期経常を16%上方修正・最高益更新へ
 ◆22年7月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億7900万円→2億0700万円に15.6%上方修正。増益率が13.3%増→31.0%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。リノベーション工事や外構・外壁工事などの受注件数が計画を上回ったことが上振れの要因となった。

 アールエイジ <3248> [東証S]  ★今期経常を30%上方修正、配当も2円増額
 ◆22年10月期の連結経常利益を従来予想の4億2000万円→5億4600万円に30.0%上方修正。増益率が9.9%増→42.9%増に拡大する見通しとなった。管理運営事業における自社所有物件の稼働および開発販売事業が想定を上回って進捗していることが上振れの要因。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の29円→31円(前期は28円)に増額修正した。

 クロスプラス <3320> [東証S]  ★上期経常を一転黒字に上方修正
 ◆23年1月期上期(2-7月)の連結経常損益を従来予想の2億円の赤字→5.6億円の黒字(前年同期は3.7億円の黒字)に上方修正し、52.1%増益見通しとなった。利益重視の事業転換を進めるなか、非衣料品や低単価商品が減少し売上高は計画を下回ったものの、アパレル小売りの利益率が改善したことに加え、物流費や固定費の削減が寄与し、採算は大きく改善した。

 オハラ <5218> [東証S]  ★今期経常を22%上方修正
 ◆22年10月期の連結経常利益を従来予想の27億円→33億円に22.2%上方修正。増益率が55.8%増→90.4%増に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は6月に続き、3回目。デジタルカメラ向け光学ガラスや半導体露光装置向けガラスの需要が堅調に推移し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

 鎌倉新書 <6184> [東証P]  ★上期経常が14%増益で着地
 ◆23年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比13.7%増の3.1億円に伸びて着地。主力のお墓や葬儀、仏壇の既存事業が2ケタ成長に回帰したほか、新規事業の相続、介護、自治体関連の官民協働が大きく伸び、29.7%の大幅増収を達成したことが寄与。

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