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【材料】<動意株・15日>(前引け)=スポーツF、Fスターズ、ダブスタ

 スポーツフィールド<7080>=一時ストップ高で新高値。体育会系の人材に特化した就活サイト「スポナビ」を運営するが、業績は想定以上の伸びを示している。前週末12日取引終了後に発表した22年12月期第2四半期(22年1~6月)決算は営業利益が5億3400万円(前年同期は5600万円)と大きく変貌した。成約人数増加を背景としたトップラインの大幅な伸びに加え、販管費などの増加抑制効果も反映されて利益急増につながった。株価は7月下旬に連日ストップ高(ザラ場含む)に買われた後、1500円近辺で売り物をこなしていたが、きょうは改めて買い人気が加速する展開で年初来高値を更新した。

 フィックスターズ<3687>=物色人気再燃で年初来高値更新。顧客企業のソフトウェアを高速化する技術で強みを発揮し、足もとの業績もソリューション事業の好調が後押しして急拡大をみせている。前週末12日取引終了後に発表した22年9月期第3四半期(21年10月~22年6月)決算は営業利益が前年同期比2.3倍の12億500万円と高変化を示し、これを評価する買いを呼び込んでいる。株価は7月27日に1240円の年初来高値をつけてから調整局面にあったが、それだけに値ごろ感も意識され、目先切り返し急となっている。

 ダブルスタンダード<3925>=ストップ高カイ気配、底値圏離脱加速へ。同社は法人向けにビッグデータの解析受託サービスを主力展開するが、同事業のほか、人工知能(AI)を活用した業務自動化サービスが収益貢献し業績は急成長を示している。前週末12日引け後に発表した23年3月期第1四半期(22年4~6月)決算は、営業利益が前年同期比35%増の6億2800万円と好調でこれを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。株価は昨年11月に4950円の上場来高値をつけているが、その後は一貫して下値を探る動きを続けていた。6月下旬を境に底値離脱の展開に移行しているが、直近13週・26週移動平均線のゴールデンクロス示現を経て好決算を発表したことで、上値追い態勢に弾みがついている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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