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【市況】後場の日経平均は197円安でスタート、ダブル・スコープやメルカリなどが下落/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 27802.93 (-197.03)
TOPIX  : 1932.11 (-4.91)


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比197.03円安の27802.93円と、前引け(27767.07円)から下げ幅を縮めて始まった。ランチタイム中の225先物は27750円~27820円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=134.90-135.00円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル高水準。アジア市況では上海総合指数が軟調に推移しており、香港ハンセン指数は朝方から下げ幅を広げ、2%を超える下落率で推移。米マイクロン・テクノロジーの業績見通し引き下げを背景に、半導体関連株を中心に指数は下落。一方、明日の国内祝日、今晩から発表を控える米重要インフレ指標を前にした様子見ムードから一方的に持ち高を傾ける動きも限定的。後場の日経平均は売り方の買い戻しなどから下げ幅をやや縮める動きとなっている。ただ寄り付き直後から再び弱含む動きも見せており、その後、再び27800円を割り込んでいる。

 セクターではゴム製品、空運、電気機器が下落率上位となっている一方、電気・ガス、石油・石炭、パルプ・紙が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位ではレーザーテック<6920>、メルカリ<4385>、ダブル・スコープ<6619>、三井松島HD<1518>が急落。ほか、トレンド<4704>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、川崎汽船<9107>、キーエンス<6861>、ネクソン<3659>なども大きく下落。一方、レノバ<9519>、住友林業<1911>、マツダ<7261>が急伸。ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、オリンパス<7733>も堅調。
《CS》

 提供:フィスコ

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