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【市況】日経VI:上昇、取引終了前までは低下して推移

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比+1.10(上昇率5.71%)の20.35と上昇した。なお、高値は20.35、安値は17.87。今日の日経225先物は取引開始時点ではやや売りが先行したものの、その後、下値を売り急ぐ動きがなく、取引開始後の売り一巡後は前日終値近辺での推移となった。市場では、株価が底堅いとの見方からやや安心感が広がり、日経VIは朝方は昨日の水準を下回って推移。午前の中頃からは日経225先物が堅調な動きとなり、日経VIは低下幅を広げる動きとなったが、取引終了にかけて急速に低下幅を縮める動きとなり、取引終了前に上昇に転じて本日を終えた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

 提供:フィスコ

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