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【市況】アジア株 中国懸念はひとまず後退、市場の関心はきょうの米雇用統計に アリババは反落、決算通過で利食い売り

アジア株 中国懸念はひとまず後退、市場の関心はきょうの米雇用統計に アリババは反落、決算通過で利食い売り

東京時間11:14現在
香港ハンセン指数   20159.29(-14.75 -0.07%)
中国上海総合指数  3196.12(+7.08 +0.22%)
台湾加権指数     14965.53(+263.33 +1.79%)
韓国総合株価指数  2492.42(+19.31 +0.78%)
豪ASX200指数    7002.30(+27.37 +0.39%)

アジア株は軒並み上昇、ひとまず台湾情勢を巡る過度な懸念は後退している。市場の関心はきょうの米雇用統計に集まっている。雇用統計の内容が強いものになれば、FRBが協力な金融引き締めに動く可能性がある。

ペロシ米下院議長の台湾訪問後、中国の台湾に対する挑発行為は加速している。中国軍は異例の大規模演習を7日まで実施する見通しで、4日には台湾北部や東部の海域へ弾道ミサイル11発を発射した。ただ、金融市場の反応は限定的。

香港市場でアリババは2.2%安と反落、前日に大幅上昇したことから利食い売りに押されている。アリババ決算は上場初となる減収が見込まれていたが、今後は回復に向かうとの見方から底打ち期待の買いが入り、きのうは決算発表を前に大幅上昇した。
アリババの4-6月期決算は売上高が前年同期比0.1%減と予想通り、2014年の上場以降で初めての減収となった。

台湾株は大幅反発、ひとまず過度な懸念が後退。消費者サービスや医療品、ハイテク、資本財など幅広い銘柄が買われている。

出所:MINKABU PRESS

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