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【市況】日経平均は375円高でスタート、ソニーGやソフトバンクGなどが上昇/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 26892.73 (+375.54)
TOPIX  : 1912.82 (+25.39)


[寄り付き概況]

 7月11日の日経平均は前週末比375.54円高の26892.73円と大幅続伸でスタート。8日の米国市場でダウ平均は46.40ドル安の31338.15ドル、ナスダックは13.96ポイント高の11635.31で取引を終了。6月雇用統計で雇用者数の伸びが予想を大きく上回り、平均賃金の伸びも小幅ながら予想を上回ったことで労働市場の堅調さが確認された。同時に強まった金融引き締めの強化を警戒した売りが先行し、寄り付き後は下落。一方で金利の上昇が限定的だったことや、景気後退懸念の緩和を背景とした押し目買い意欲も強く、上昇に転じる場面もあるなど方向感に欠ける展開。シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円高の26775円。本日の日経平均は買いが先行。参議院選挙での自民党の大勝を受けて、改めて政策期待が高まっているようであり、その後上げ幅は400円超にまで広がっている。なお、寄り前に発表された5月コア機械受注は、前月比-5.6%で市場予想(-5.5%)を若干下回った。

 東証プライム市場の売買代金上位では、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、日本電産<6594>、ダイキン<6367>、日立<6501>など全般上昇。業種別では、鉱業、精密機器、石油石炭などが上昇率上位で推移。

《FA》

 提供:フィスコ

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