【特集】決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … スギＨＤ、パレモ・ＨＤ、パイプドＨＤ　(6月28日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月27日から28日の決算発表を経て29日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　パレモ・ＨＤ <2778>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は1.6億円の黒字(前年同期は2.4億円の赤字)に浮上し、3-8月期(上期)計画の2.4億円に対する進捗率は68.8％に達し、5年平均の51.8％も上回った。

★No.3　ハローズ <2742>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比9.4％増の21.7億円に伸び、3-8月期(上期)計画の43.3億円に対する進捗率は50.1％となり、5年平均の47.9％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7649> スギＨＤ 　　　東Ｐ　　 +9.67 　　6/28　　　1Q　　　-10.23
<2778> パレモ・ＨＤ 　東Ｓ　　 +7.83 　　6/28　　　1Q　　　　黒転
<2742> ハローズ 　　　東Ｐ　　 +0.66 　　6/28　　　1Q　　　　9.38
<3919> パイプドＨＤ 　東Ｓ　　 +0.50 　　6/28　　　1Q　　　 -9.87
<3075> 銚子丸 　　　　東Ｓ　　 +0.09 　　6/28　本決算　　　-77.18

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース