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【市況】米景気後退懸念は短期的に行き過ぎとの指摘も=米国株

NY株式28日(NY時間13:55)
ダウ平均   31145.79(-292.47 -0.93%)
ナスダック   11263.21(-261.34 -2.27%)
CME日経平均先物 26910(大証終比:-160 -0.60%)

 NY時間の午後に入ってダウ平均は序盤の大幅高から一転下げに転じ、331ドル安まで下げ幅を広げる場面も見られた。インフレやリセッション(景気後退)への懸念が根強い中、きょうの米株式市場はIT・ハイテク株中心に戻り売りが強まっている。

 米大手銀のエコノミストは前日に発表された5月の耐久財受注の結果を受けて、4-6月期の米企業の設備投資は増加している可能性が示唆されており、短期的な景気後退への懸念は行き過ぎている可能性があると指摘している。

 しかし、耐久財受注は製造業景気指数に従う傾向もあり、S&Pグローバルが発表している6月の速報値は製造業の新規受注が前月比で減少したことが示されていた。1日金曜日は6月のISM製造業景気指数の発表が予定されているが、それによって米製造業の設備投資の動向がさらに明らかになるだろうと述べた。

 現時点で6月のISM製造業景気指数は前回の56.1から54.5と約2年ぶりの水準への低下が見込まれている。

ISM製造業景気指数(5月)1日23:00
予想 54.5 前回 56.1

アップル<AAPL> 138.87(-2.79 -1.97%)
マイクロソフト<MSFT> 259.01(-5.88 -2.22%)
アマゾン<AMZN> 108.12(-5.10 -4.51%)
アルファベットC<GOOG> 2260.01(-72.44 -3.11%)
テスラ<TSLA> 704.00(-30.76 -4.19%)
メタ・プラットフォームズ<META> 163.10(-6.39 -3.77%)
AMD<AMD> 81.07(-5.09 -5.91%)
エヌビディア<NVDA> 161.18(-7.52 -4.45%)
ツイッター<TWTR> 38.75(-0.45 -1.14%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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