【市況】23日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は194ドル高と反発
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
米景気後退への警戒感は強く、NYダウは一時190ドルの下落となったが、ハイテク株やディフェンシブの一角が買われ、売り一巡後はプラス圏に浮上。引けにかけ値を上げた。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、下院での議会証言で高インフレへの対応を優先する姿勢を示し、景気敏感株などは軟調だった。アップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>が高く、ネットフリックス<NFLX>やショッピファイA<SHOP>が値を上げた。ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やメルク<MRK>、ファイザー<PFE>が上昇した。半面、テスラ<TSLA>やエヌビディア<NVDA>が安く、エクソン・モービル<XOM>やボーイング<BA>、キャタピラー<CAT>、フリーポート-マクモラン<FCX>が値を下げた。
ナスダック総合株価指数は、179.113ポイント高の1万1232.193と反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が10億9304万株だった。
出所:MINKABU PRESS