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【市況】ダウ平均はプラス圏で推移 景気後退への懸念は強まる=米国株後半

NY株式23日(NY時間15:48)
ダウ平均   30667.90(+184.77 +0.61%)
ナスダック   11238.19(+185.11 +1.67%)
CME日経平均先物 26225(大証終比:+105 +0.40%)

 NY時間の終盤に入ってダウ平均はプラス圏で推移している。きょうのNY株式市場、値ごろ感からの買戻しでダウ平均は反発して始まったものの、まもなくして下げに転じた。市場はFRBの積極利上げの大半を織り込んでいる中、関心はそれに伴うリセッション(景気後退)に移っている模様。パウエルFRB議長は議会証言で「経済の軟着陸は非常に難しい」と景気後退の可能性に言及していた。

 市場からは、「景気後退の確率は、ならない確率よりも高い。インフレはすべての中心だが、成長鈍化と金利上昇もあり、これらすべてが一緒になると、恐ろしいカクテルになり、われわれは、それが通り過ぎるのを待つしかない」といったコメントも聞かれた。6月末が接近しているが、米株式市場は1970年以来最悪の上半期となりそうだという。

 一方、景気後退への懸念から原油相場が急落しているほか、米国債利回りもこれまでの上げを戻す動きが続いている。それらが本格的な流れになれば、ある程度悲観シナリオを織り込んでいると思われる米株式市場は反転に出る可能性があるとの指摘も出ている。

 後半になるとダウ平均もプラス圏に再び浮上。米国債利回りが急低下していることで、IT・ハイテク株が買い戻されている一方、景気に敏感な銀行株は下落。エネルギーや鉱山株はきょうも戻り売りが優勢。そのほか、前日引け後に住宅建設大手のKBホーム<KBH>が好決算を発表し上昇していることで住宅建設株が買われている。

 ポップカルチャー製品の製造販売を手掛けるファンコ<FNKO>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も28ドルに引き上げた。

 ソフトウエア開発のスノーフレイク<SNOW>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げている。同アナリストの最新のCIO調査で同社が急上昇しているという。

 接着剤やコーティング剤など特殊化学品のHBフラー<FUL>が決算を受け下落。決算は予想を上回ったものの、同社は主に工業用需要と米国の石油化学製品の供給制限により、原材料と配送コストが年を追って上昇する見込みだと述べたことが嫌気されている。

 ドラッグストアのライトエイド<RAD>が大幅高。取引開始前に3-5月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想ほど拡大しなかったほか、売上高も予想を上回った。

KBホーム<KBH> 28.66(+2.43 +9.25%)
ファンコ<FNKO> 23.89(+2.89 +13.76%)
スノーフレーク<SNOW> 143.06(+15.70 +12.33%)
HBフラー<FUL> 58.94(-2.50 -4.07%)
ライト・エイド<RAD> 8.02(+1.31 +19.45%)

アップル<AAPL> 138.34(+2.99 +2.21%)
マイクロソフト<MSFT> 258.97(+5.84 +2.31%)
アマゾン<AMZN> 112.80(+3.85 +3.53%)
アルファベットC<GOOG> 2253.60(+12.92 +0.58%)
テスラ<TSLA> 707.55(-0.71 -0.10%)
メタ・プラットフォームズ<META> 159.26(+3.41 +2.19%)
AMD<AMD> 82.63(-1.12 -1.34%)
エヌビディア<NVDA> 162.40(-1.20 -0.74%)
ツイッター<TWTR> 38.86(+0.33 +0.86%)

出所:MINKABU PRESS


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