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【市況】株価指数先物【引け後コメント】 2万6000円処の底堅さ確認も、やや割り切りスタンスのスキャルピングが中心


大阪9月限
日経225先物 26120 +20 (+0.07)
TOPIX先物 1849.0 -1.0 (-0.05%)

 日経225先物(9月限)は、前日比20円高の2万6120円で取引を終了。寄り付きは2万6060円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6195円)を下回り、売り先行で始まると開始直後に2万6010円まで下落した。ただし、2万6000円を割り込まなかったことで買い戻しからプラスに転じると、前場半ばには一時2万6350円まで上げ幅を広げた。もっとも、オプション権利行使価格の2万6375円接近で戻り待ちのショートに抑えられる格好から軟化。後場に入ると節目の2万6000円を割り込む場面があったものの、引けにかけて買い戻しにより切り返すといった短期中心のロング・ショートの動きに振らされた。

 日経225先物は2万6000円処での底堅さは意識されていたものの、結局、前場はオプション権利行使価格の2万6375円に抑えられ、後場は2万6160円辺りといった、より狭いレンジでの推移だった。グローベックスの米株先物の弱い値動きのほか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が下院で証言を行うため、イベントリスクが警戒されたとの見方もあった。

 また、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]の動向も注目された。続落で始まり、寄り付き直後に上昇に転じる場面はあったが再び売り直される格好に。後場寄り付き直後に日中安値をつけたものの、引けにかけて買い戻されて結局プラスで終えた。裁定に伴う動きというよりは、東エレクをターゲットとしたロング・ショートによって、先物市場での変動を狙った取引のようだった。

 日経225先物はナイトセッションで2万5970円まで売られた後は、日中比変わらず水準まで戻されるなど、2万6000円を挟んで短期売買が継続。グローベックスの米株先物では17時30分時点でNYダウ、S&P500先物が急速に下げ幅を縮めており、ナスダック100先物はプラスに転じてきた。米国についても方向感はつかみづらいため、明確なトレンドを取りに行くトレードよりは、やや割り切りスタンスでのスキャルピング中心の取引になりそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で14.12倍と横ばいでの推移だった。一時14.08倍まで下げた後にNTショートの巻き戻しが入った格好であろう。ただし、トレンドは上値切り下げを継続しているため、14.20倍辺りを上回ってくるまでは、戻り局面でのNTショートが入りやすいと考えられる。

 手口面では、日経225先物はモルガンSが1070枚、ソジェンが970枚、クレディスイスが670枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが950枚、SBIが750枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが1000枚、BNPパリバが620枚程度の売り越しに対して、SBIが1140枚、JPモルガン890枚程度の買い越しだった。

株探ニュース


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