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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 短期のロング・ショートに振られるも、2万6000円近辺での底堅さを確認


 日経225先物は11時30分時点、前日比20円安の2万6080円(-0.07%)前後で推移。寄り付きは2万6060円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6195円)を下回り、売り先行で始まった。2万6010円まで下落する場面も見られたが、2万6000円を割り込まなかったことで買い戻しからプラスに転じると、前場半ばには一時2万6350円まで上昇。買い一巡後は再び軟化し、前引けにかけては下げに転じるなど、短期的なロング・ショートの動きに振られていた。

 朝方はグローベックスの米株先物が弱い動きだったこともあり、予想外の売り先行で始まった。売り一巡後は2万6000円接近で下値の堅さを確認した後、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]が一時プラスに転じるなか、ショートカバーを狙った動きに向かわせた。日経225先物は一時2万6350円まで買われたものの、オプション権利行使価格の2万6375円接近で戻り待ちのショートに抑えられた格好だろう。短期筋の売買を中心に方向感はつかみづらいところだが、2万6000円割れを仕掛けてくる動きはなく、押し目狙いのロング対応になりそうだ。また、NT倍率は先物中心限月で14.11倍と横ばいでの推移だった。一時14.08倍に低下する場面も見られており、NTショートに向かいやすいだろう。

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