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【市況】個別銘柄戦略:サイバーAGやサツドラホールディングスなどに注目

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

22日の米株式市場ではNYダウが47.12ドル安の30483.13、ナスダック総合指数は16.22pt安の11053.08、シカゴ日経225先物は大阪日中比95円高の26195円。為替は1ドル=136.00-10円。石炭の需要が世界で再び増えているとの報道を受け三井松島HD<1518>などの石炭関連株が反発しそうだ。また、羽田-金浦(ソウル)の航空路線が29日に再開するなど訪日観光の本格化期待からJAL<9201>やエアトリ<6191>などの旅行関連株も物色されるだろう。個別の材料では、米エヌビディアと3DのCG技術などの開発で協業を始めたと伝えられたサイバーAG<4751>、アトピー性皮膚炎薬の第3相の臨床試験で主要評価項目を達成したと発表した中外薬<4519>、今期60%営業増益予想と発表したサツドラホールディングス<3544>、グーグル・クラウドを活用したシステム開発企業を子会社化すると発表したサーバーワークス<4434>、米国で筋ジストロフィー治療法の特許査定を受領したモダリス<4883>などが上昇しそうだ。一方、新型コロナ飲み薬の緊急承認が審議継続となった塩野義薬<4507>が売られ、国内2工場の停止延長を発表したトヨタ自<7203>も買いが手控えられそうだ。また、昨日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1%を超す下げとなったことから東エレク<8035>、信越化<4063>は冴えない動きを強いられよう。
《FA》

 提供:フィスコ

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