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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):大建工、竹内製作所、アルフレッサ

大建工 <日足> 「株探」多機能チャートより
■大建工業 <7905>  1,760円  +47 円 (+2.7%)  本日終値
 大建工業<7905>は続伸。今朝9時ごろ、23年3月期の業績予想について、経常利益を130億円から140億円(前期比25.2%減)へ、純利益を58億円から100億円(同27.0%増)へ上方修正し、あわせて80円としていた年間配当予想を100円(前期100円)へ引き上げたことが好感された。特定子会社PWT社が連結子会社から持ち分法適用関連会社となることに伴い、売上高は2320億円から2210億円(同1.1%減)へ下方修正した半面、第2四半期の業績に持ち分変動利益を特別利益として計上することが要因としている。また、米国における好調な住宅需要を背景に木材製品の市況価格が想定を上回って推移していることも寄与する。

■竹内製作所 <6432>  2,303円  +60 円 (+2.7%)  本日終値
 竹内製作所<6432>が続伸と戻り歩調。週明け20日は全体地合い悪のなか短期筋の投げが出て大陰線を引いたが、2200円近辺を底値圏とみた押し目買いでリバウンドに転じている。同社はミニショベルを主力に小型建機を製造・販売するが、欧米を中心に海外販売比率が98%という異色企業であり、外国為替市場の動向に影響を受けやすい。足もとでは円売りが加速しており、対ドルで1ドル=136円台半ば、対ユーロで1ユーロ=143円台半ばの推移といずれも大幅な円安水準にあることで、収益面で強力なフォローの風が吹いている。

■アルフレッサ <2784>  1,817円  +47 円 (+2.7%)  本日終値
 アルフレッサ ホールディングス<2784>が反発。同社は21日取引終了後に、7月15日付で3217万7600株(発行済み株式総数の13.7%)の自社株を消却すると発表しており、これが材料視されたもよう。なお、消却後の発行済み株式数は2億284万株となる。

■豊田合成 <7282>  2,139円  +51 円 (+2.4%)  本日終値
 豊田合成<7282>が続伸。SMBC日興証券が21日付で、投資評価「1」を継続し目標株価を3200円から3300円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、同社は台数前提(トヨタ向け920万台と推定)を保守的に置くことで、課題であった固定費負担の軽減を米国などで積極的に進める方針とみられ、第2四半期以降は、こうした取り組みに加えて生産が安定化に向かうことで、利益の取り返しが進むと予想。23年3月期の営業利益予想を530億円から535億円へ、24年3月期を同683億円から696億円へ引き上げた。更に、EV化が従来想定よりもポジティブな影響を与える状況にあることから、中期的な利益予想も大きく引き上げたとしている。

■ツガミ <6101>  1,144円  +25 円 (+2.2%)  本日終値
 ツガミ<6101>が後場上げ幅を拡大。午後1時30分ごろ、上限を100万株(発行済み株数の2.09%)、または11億5000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。取得期間は6月22日から11月7日までで、今後の経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。

■リログループ <8876>  2,050円  +31 円 (+1.5%)  本日終値
 リログループ<8876>が続伸。SMBC日興証券は21日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価を2800円から3000円に引き上げた。セクター内で最も買いを推奨する「トップピック」としている。22年3月期は新型コロナの影響が残るなかでも最高益を達成し、ストック事業の底堅さを再確認した。23年3月期はストック事業の貢献にリオープニング(経済再開)に伴うフロー事業の回復が加わることで業績見通しは良好とみている。海外子会社BGRSの売却もポジティブな決断と評価。今3月期の連結営業利益は従来予想の210億円から会社計画と同水準の224億円(前期比21.0%増)に見直している。

■江崎グリコ <2206>  3,680円  +55 円 (+1.5%)  本日終値
 江崎グリコ<2206>、森永乳業<2264>、山崎製パン<2212>など食品株が総じて高い。食品セクターでは、エネルギー価格や原料コスト上昇などを背景に値上げの動きが相次いでおり、これによる収益改善効果を見込んだ買いが断続的に流入している。ここ外国為替市場で急速に進む円安が輸入コストの上昇につながっており、企業業績への影響が警戒されているが、「食品価格の引き上げは、他の業界と比べ相対的に受け入れられやすく、関連企業にとって値上げは株価的に有利な材料となっている」(中堅証券ストラテジスト)という。

■ブロードリーフ <3673>  433円  +6 円 (+1.4%)  本日終値
 ブロードリーフ<3673>は3日続伸。午後0時30分ごろ、未定としていた22年12月期の配当予想を1円実施すると発表しており、これが好感された。

■シチズン時計 <7762>  552円  +6 円 (+1.1%)  本日終値
 シチズン時計<7762>が続伸、500円台後半に歩を進めている。同社は21日取引終了後発行済み株式数の6.47%に相当する2035万3809株の自社株を消却することを発表(消却予定日は7月29日)しており、これが株式需給面でインパクトのある材料として投資資金を誘導している。同社は株主還元に積極的な姿勢を示しており、配当性向5割をメドに23年3月期の年間配当は前期実績比12円増配となる30円を計画している。また、足もとで急速な円安が進行していることも、海外売上高が全体の70%以上を占める同社にとって強力な追い風として意識される。

■トヨタ自動車 <7203>  2,156円  +17.5 円 (+0.8%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>が3日続伸。2100円近辺で収れんする25日・75日移動平均線を足場に一段と戻り足を強めている。日米金利差を背景に外国為替市場ではドル買い・円売りの動きが加速、足もとで1ドル=136円台半ばの推移と1998年以来約24年ぶりの円安が進行している。23年3月期の想定為替レートを1ドル=115円で設定している同社株にとっては、大幅な為替メリットが生じることになる。一方、インフレを背景に米国の消費減速への警戒感が高まっており、自動車販売台数減少への懸念もくすぶっており、積極的に上値を買い進む動きも限定的となっている。

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