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【市況】東京株式(前引け)=小反発、朝高後は値を消す展開に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 26日前引けの日経平均株価は前営業日比7円91銭高の2万6685円71銭と小反発。前場のプライム市場の売買高概算は5億5008万株、売買代金概算は1兆3869億円。値上がり銘柄数は1369、対して値下がり銘柄数は421、変わらずは47銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、方向感の定まらない動きとなった。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに堅調な値動きを示し、NYダウは4連騰となったことで市場心理が改善したが、半導体関連が売られたことで全体の地合いを悪くした。日経平均は朝方は上値指向だったが、前場後半から急速に伸び悩み、一時は下げに転じる場面もあった。前引けにかけ再浮上したが上げ幅はわずかにとどまっている。ただ、全体の75%にあたる銘柄が上昇した。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>、ソニーグループ<6758>がしっかり。川崎汽船<9107>が高く、ファーストリテイリング<9983>も上昇した。FPG<7148>が急騰、ギフティ<4449>、ビジョン<9416>なども値を飛ばした。半面、東京エレクトロン<8035>が大幅安、レーザーテック<6920>も軟調。村田製作所<6981>も値を下げた。ディー・エヌ・エー<2432>が急落、三菱電機<6503>の下げも目立った。日本ペイントホールディングス<4612>も売りが優勢だった。

出所:MINKABU PRESS

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