【市況】東京株式(前引け)=小反発、朝高後は値を消す展開に
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、方向感の定まらない動きとなった。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに堅調な値動きを示し、NYダウは4連騰となったことで市場心理が改善したが、半導体関連が売られたことで全体の地合いを悪くした。日経平均は朝方は上値指向だったが、前場後半から急速に伸び悩み、一時は下げに転じる場面もあった。前引けにかけ再浮上したが上げ幅はわずかにとどまっている。ただ、全体の75%にあたる銘柄が上昇した。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>、ソニーグループ<6758>がしっかり。川崎汽船<9107>が高く、ファーストリテイリング<9983>も上昇した。FPG<7148>が急騰、ギフティ<4449>、ビジョン<9416>なども値を飛ばした。半面、東京エレクトロン<8035>が大幅安、レーザーテック<6920>も軟調。村田製作所<6981>も値を下げた。ディー・エヌ・エー<2432>が急落、三菱電機<6503>の下げも目立った。日本ペイントホールディングス<4612>も売りが優勢だった。
出所:MINKABU PRESS