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【材料】<動意株・26日>(前引け)=ラウンドワン、フロンテオ、神戸物産

ラウンドワン <日足> 「株探」多機能チャートより
 ラウンドワン<4680>=4日ぶり反発。一時7%を超える上昇で1627円まで上値を伸ばした。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかるなか、岸田政権は6月から入国規制の緩和などに前向きな姿勢を示しており、東京株式市場ではインバウンドが見込まれるレジャー関連などに物色の矛先が向いている。そうしたなか、市場関係者は「同社の23年3月期の業績予想はトップライン、利益ともにかなりの急回復を見込んでおり、これが投資資金の食指を動かす背景にある。直近では三菱UFJモルガンが目標株価を大幅に引き上げたことなどが株価上昇を後押ししているもようだ」(中堅証券ストラテジスト)としている。

 FRONTEO<2158>=大幅反発。25日の取引終了後、医学論文探索AIシステム「Amanogawa」が科研製薬<4521>で導入されたと発表しており、これが好感されているようだ。Amanogawaは独自のAIエンジン「Concept Encoder」を搭載した論文探索AIシステム。科研薬は本社と京都・静岡の新薬創生センターで使用し、創薬研究の加速を図る。

 神戸物産<3038>=急伸。25日の取引終了後に発表した4月度単体業績は、売上高が367億2900万円(前年同月比10.9%増)、営業利益が24億5800万円(同15.3%増)となったことが好感されている。4月末まで開催していたセールが好調だったことに加え、引き続きテレビ番組をはじめとする各種メディアやSNSなどの影響で来店客数が増加したことが牽引した。また、商品別では引き続き利便性の高い冷凍野菜や冷凍果物などが伸長したほか、セール対象商品も好調に推移したという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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