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【市況】26日の株式相場見通し=反発、2万6000円台後半で強含み

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 26日の東京株式市場は売り買い交錯のなかも、日経平均株価は切り返しに転じる公算が大きく、2万6000円台後半で強含みに推移しそうだ。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに堅調な値動きとなり、NYダウは4日続伸となった。5月初旬に開催したFOMCの議事要旨の内容が注目されていたが、市場の想定から大きく外れることはなく、公表後はアク抜け感から買いが優勢となった。ここ売り込まれていたハイテク株への買い戻しが観測されるなかナスダック指数も反発したが、上昇率は1.5%にとどまり戻り足の鈍さも意識された。東京市場ではここ一進一退の地合いが続いており、日経平均2万6000円台半ばでは押し目買い意欲が旺盛ながら、2万7000円台近辺では戻り売り圧力が増幅され上値が重くなるパターンが続いている。足もとでは前日の米株高を受け、市場のセンチメント改善が予想されるが、積極的に上値を買う動きは期待しにくい。

 25日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比191ドル66セント高の3万2120ドル28セントと4日続伸。ナスダック総合株価指数は同170.293ポイント高の1万1434.741だった。

 日程面では、きょうは4月の企業向けサービス価格指数、40年物国債の入札など。海外では、韓国中銀の金融通貨委員会の結果発表、トルコ中銀の政策金利発表、1~3月期の米実質GDP改定値、4月の米仮契約住宅販売指数など。

出所:MINKABU PRESS

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