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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万7000円水準での上値の重さが意識されるものの、押し目狙いのロングスタンスに


 日経225先物は11時30分時点、前日比80円高の2万6850円(+0.29%)前後で推移。寄り付きは2万6930円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6715円)を上回り、買いが先行して始まった。その後、2万7000円を回復すると同水準で保ち合い、前場半ばには一時2万7050円まで買われた。ただし、2万7000円水準からの上値の重さが意識されるなか、前引けにかけては戻り売りに押されて2万6830円まで上げ幅を縮めた。

 朝方はグローベックスの米株先物の強い動きや、政権幹部が「金融所得課税」の議論先送りを示唆したとの報道なども材料視されるなか、寄り付き後の早い段階で2万7000円を回復。その後は高値保ち合いを継続していたものの、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株の一角が下げに転じたことが利食いに向かわせたようだ。NT倍率は先物中心限月で一時14.26倍に上昇したが、前引けにかけて14.22倍に低下。なお、日経225先物は2万7000円水準での上値の重さが意識されているものの、25日、75日線を上回って推移しており、押し目狙いのロングスタンスとなろう。

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