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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ショートカバーを交えての断続的なインデックス買いによって25日、75日線までのリバウンド


 日経225先物は11時30分時点、前日比330円高の2万6700円(+1.25%)前後で推移。寄り付きは2万6460円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6370円)を上回り、前日の大幅下落に対する自律反発の動きが先行した。開始直後につけた2万6410円を安値に、その後は2万6450円~2万6550円辺りで保ち合う。しかし、前場半ばにナイトセッションの高値2万6560円を突破すると、ショートカバーを交えた断続的なインデックス買いによって2万6720円まで上げ幅を広げた。

 前場半ばからの225型のインデックス買いによって、NT倍率は先物中心限月で14.25倍に上昇しており、25日、75日移動平均線水準からの理想的な反発となった。なお、日経225先物は25日、75日線までのリバウンドを見せてきたことで、いったんは達成感が意識されやすい水準である。そのため、基本的には後場はこう着感が強まろう。ただし、2万6700円近辺で底堅い値動きが継続するようだと、グローベックスの米株先物がプラス圏で推移していることもあり、ショートカバーを強めてくる可能性はありそうだ。

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