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【市況】アジア株は上昇 上海株は1カ月ぶり高値、景気下支え策を好感 人民銀が4カ月ぶりに5年物金利を引き下げ

アジア株は上昇 上海株は1カ月ぶり高値、景気下支え策を好感 人民銀が4カ月ぶりに5年物金利を引き下げ

東京時間11:02現在
香港ハンセン指数   20524.97(+404.29 +2.01%)
中国上海総合指数  3139.67(+42.71 +1.38%)
台湾加権指数     16138.38(+118.06 +0.74%)
韓国総合株価指数  2632.77(+40.43 +1.56%)
豪ASX200指数    7142.30(+77.84 +1.10%)

アジア株は総じて上昇、前日に大きく下げたことから値ごろ感による買い戻し優勢で始まった。時間外で米株が上昇していることや、中国の金融緩和も好感されている。

上海株は約1カ月ぶり高値、景気下支え策が好感されている。医療品や生活必需品、公共事業など幅広い銘柄が上昇している。中国人民銀行は20日、中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート)の5年物を4.60%から4.45%に引き下げた。引き下げは4カ月ぶりとなる。一方、1年物は3.70%に据え置いた。
一方、感染拡大に対する警戒感は依然として残っている。上海市の新規感染者数は700-800人台と低水準を維持しているものの、19日に6日ぶりに隔離外エリアで新規感染者が3人確認された。ロックダウン解除に対する期待感が後退しつつある。

香港株は大幅反発。前日に下落したハイテク関連が買い戻されている。シャオミは5.6%高、JDドットコムは4.9%高、アリババは4.3%高、美団は4.2%高、ネットイースは3.7%高。そのほか、不動産や銀行、医療品関連も軒並み上昇している。

アメリカやイギリスなどで相次いで報告されている「サル痘」の可能性のある症例が豪州ニューサウスウェールズ州でも報告された。NSW州保健当局によると、可能性がある人物は最近ヨーロッパから帰国したシドニー在住の男性で、軽度の症状が出ているもよう。

出所:MINKABU PRESS

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