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【市況】東京株式(前引け)=大幅反落、米株急落嫌気しアジア株安も下げを助長

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 19日前引けの日経平均株価は前営業日比672円80銭安の2万6238円40銭と大幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は6億3508万株、売買代金概算は1兆5631億円。値上がり銘柄数は199、対して値下がり銘柄数は1594、変わらずは44銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、リスクオフ一色の展開となり、日経平均は一時700円を超える下げで2万6000円近辺まで急落した。前日の米国株市場でNYダウが今年最大の下げ幅で年初来安値を更新したほか、ナスダック総合株価指数がそれに輪をかけた急落となったことで、市場のセンチメントが大幅に悪化している。米経済減速に対する警戒感が相場の重荷となっている。きょうは、香港株市場をはじめアジア株市場も軒並み大きく値を下げており、これも買い手控えムードを助長した。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連も安い。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>なども売られた。キーエンス<6861>が下落、信越化学工業<4063>も値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。ビジョン<9416>が大幅安、FOOD & LIFE COMPANIES<3563>の下げも目立った。半面、三菱重工業<7011>やIHI<7013>がしっかり、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も買いが優勢だった。東洋建設<1890>が値上がり率トップに買われ、イオンファンタジー<4343>も大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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