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【材料】ビジネス・ブレークスルー---22年3月期は2ケタ増収・大幅な増益、売上高に加え営業利益・経常利益が過去最高を更新

ブレクスルー <日足> 「株探」多機能チャートより

ビジネス・ブレークスルー<2464>は16日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比14.7%増の67.56億円、営業利益が同135.0%増の4.71億円、経常利益が同135.7%増の4.72億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同121.0%増の2.21億円となった。売上高は前期に引き続き11年連続で過去最高を更新した。また営業利益、経常利益も2018年度以来となる過去最高を更新した。

リカレント教育事業の売上高は前期比8.4%増の32.92億円、セグメント利益は同16.2%増の1.13億円となった。BBT大学経営学部及びBBT大学大学院の2021年度入学者数(春期・秋期)合計は、前期を上回る274名にまで増加し、BOND-BBT MBAプログラムの2021年度の入学者数も前期から引続き高水準を継続している。法人に対する研修・人材育成サービスでは、階層別研修、自己啓発導入パッケージサービスなど法人向けの新サービスをリリース、経営者・企業の人材育成担当者を対象としたオインラインセミナーを開催するなど、前年度1年間の新規取引先社数を70%上回る約100社との新たな取引を開始した。また、当年度にグループに加わったブレンディングジャパン(2021年5月)、日本クイント(2021年11月)の業績が連結業績に寄与している。

プラットフォームサービス事業の売上高は前期比21.6%増の32.36億円、セグメント利益は同511.3%増の2.39億円となった。インターナショナルスクール事業は縮小運営等を余儀なくされた2020年度に比べ当年度においては、オンライン教育も適宜組み入れるなど新型コロナウイルス感染予防へのノウハウ・対策が蓄積されたことにより、ほぼ通常どおり運営した。加えて在校生総数はコロナ禍前の2019年12月末の水準と比べて2割以上増加した。また、2021年4月に「アオバジャパン・バイリンガルプリスクール下目黒キャンパス」を開校し、各拠点の充足率が向上するなどインターナショナルスクール事業の総生徒数は、今年度末には1,300名を超え、前年同時期と比べ14%増加した。

2023年3月期通期の連結業績予想については、固定資産の譲渡に関する買主との不動産売買契約書を締結し、約10.00億円を譲渡益として計上する予定となっている。これに伴い、上方修正する必要が出ており、現在はその内容を精査中としている。精査後に速やかに開示するとしている。

《ST》

 提供:フィスコ

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