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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は先物中心限月で一時14.27倍まで上昇しNTロングの動きが強まってきた


 日経225先物は11時30分時点、前日比70円高の2万6460円(+0.26%)前後で推移。寄り付きは2万6770円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6675円)を上回ってギャップスタートとなり、寄り付き直後には一時2万6870円まで上げ幅を広げる場面が見られた。ただ、一気に上値抵抗線として意識されていた25日移動平均線を突破したものの、買い一巡後は25日、75日線水準でのこう着が続くなか、中国の4月小売売上高のほか鉱工業生産が予想を下回ったことをきっかけに利食いが強まった。前引けにかけて急速に上げ幅を縮める格好となり、2万6430円まで軟化する場面があった。

 日経225先物は強弱感が対立しやすい25日線水準での攻防が続くなか、中国の予想を下回る経済指標の発表をきっかけに、クローズの動きに向かったようである。また、グローベックスの米株先物がマイナス圏で推移していることで、短期的にはショートも入ったようだ。NT倍率は先物中心限月で14.23倍に上昇し、高いところでは14.27倍まで上げている。テクニカル面では25日線を突破してきており、NTロングの動きが強まってきた。なお、日経225先物が5日線を上回って推移していることもあり、押し目狙いのロングを意識しておきたいところだろう。

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