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【市況】米国株見通し:上げ渋りか、ハイテク関連は売り買い交錯も

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時50分現在)

S&P500先物      4,402.70(+11.0)
ナスダック100先物  13,961.60(+50.8)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は60ドル高。アジア株高が波及し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


18日の主要3指数は続落。前営業日の終値を挟んでもみ合う不安定な値動きが続き、ダウは39ドル安の34411ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速への思惑から長期金利が上昇し、全般的に買いづらい地合いとなった。特に、金利先高観からハイテク関連は売りが先行し、指数の下押し要因に。半面、大手証券をはじめ金融株が選好され、相場を支えた。また、原油高を背景にエネルギー関連が買われた。


今晩は上げ渋りか。前日までの軟調地合いで、自律反発狙いの買いが先行しそうだ。ただ、FRBは次回5月の連邦公開市場委員会(FOMC)に向けタカ派姿勢を緩めておらず、金利先高観から買いづらい展開になりやすい。また、原油高を背景にインフレ高進が嫌気され、全般的に売りを誘発する可能性もあろう。一方、今晩はネットフリックスの決算発表が注目され、ハイテク関連には思惑による売り買いが交錯。相場を方向付ける要因となろう。

《TY》

 提供:フィスコ

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