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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万5000円割れでショートが強まるも、下げ渋る局面ではショートカバーも入りやすい(訂正)


 日経225先物は11時30分時点、前日比700円安の2万4800円(-2.74%)前後で推移。寄り付きは2万5170円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万5060円)にサヤ寄せする格好から売り先行で始まった。寄り付き直後に2万5270円まで下げ幅を縮める場面が見られたものの、その後は売り優勢のなかで2万5000円水準での攻防が続いた。前場半ばに節目の2万5000円を下回ると、ショートが強まり、一時2万4760円まで下落幅を広げる場面があった。

 SQに絡んだ商いでは1銘柄当たり36万株の売りに対して、34万7000株の買い(推計)となり、1万3000株の売り越しだった。SQ通過後は需給が軽くなるなか、前日の大幅上昇に対する反動も意識され、ショートの動きに向かった。前引け間際にはTOPIXの下落率に関心が集まり、2.0%を超えないとの見方から、日銀の買い入れはないとして、前引けにかけて日経225先物にショートを仕掛ける動きもあったと見られる。

 NT倍率は先物中心限月で一時14.10倍まで上昇したが、25日移動平均線に上値を抑えられるなか、その後は13.99倍まで低下する場面が見られた。後場も先物に振られやすい需給状況になりそうだが、オーバーウィークのポジションは持たないと見られ、下げ渋る局面ではショートカバーも入りやすいだろう。

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