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【市況】東京株式(前引け)=大幅続落、ウクライナ情勢横目にリスクオフ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 7日前引けの日経平均株価は前営業日比819円24銭安の2万5166円23銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は8億9036万株、売買代金概算は1兆9114億円。値上がり銘柄数は213、対して値下がり銘柄数は1924、変わらずは43銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク回避ムードが一気に強まり、日経平均は波乱含みの大幅安となった。ウクライナ情勢を横にらみに前週末の欧州株市場が全面安で大きく売り込まれたほか、米国株市場でもハイテク株や金融株に売りがかさむ展開で主要株価指数がいずれも続落し、東京市場でもこの流れを引き継いだ。一部の資源関連株や海運株などに買いが入ったものの、主力株をはじめ全体の9割近い銘柄が値を下げている。日経平均は一時2万5000円割れ水準まで下落する場面があった。

 個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体主力株が大幅安、ソフトバンクグループ<9984>も値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。日立製作所<6501>、村田製作所<6981>なども売られた。日野自動車<7205>はストップ安、アウトソーシング<2427>も急落した。半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株がしっかり、INPEX<1605>、三菱商事<8058>なども上昇した。住友金属鉱山<5713>も高い。三井松島ホールディングス<1518>、日本コークス工業<3315>なども物色人気化。

出所:MINKABU PRESS

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