【材料】ナレッジスイート---1Qは2ケタ増収・各利益が前4Qに続き黒字、DX事業及びBPO事業ともに堅調に推移
ナレッジS <日足> 「株探」多機能チャートより
ナレッジスイート<3999>は14日、2022年9月期第1四半期(21年10月-12月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比40.1%増の7.84億円、営業利益が0.56億円(前年同期は0.78億円の損失)、税引前利益が0.52億円(同0.80億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益が0.33億円(同0.79億円の損失)となった。
DX事業の売上収益は前年同期比70.0%増の3.48億円、セグメント利益は0.62億円(前年同期は0.48億円の損失)となった。販売パートナー共催のオンラインセミナーによる拡販支援、全国の展示会への出展に伴う接客体制の強化を図り、リード(見込み客)の獲得増につながったことで、オンライン、オフライン問わず商談件数が増加し、契約件数は同25.9%増の2,427件となった。さらに、上位SFAプランの新規受注によるMRRが増加したことで、ARRは同37.4%増の7.69億円となった。
BPO事業の売上収益は前年同期比22.8%増の4.36億円、セグメント利益は同10.3%増の0.56億円となった。IT人材の需要の高まりから派遣先プロジェクトの増員ニーズ、エンジニアの稼働率の増加により売上収益は堅調に増加となった。
2022年9月期通期については、売上収益が前期比25.2%増の31.57億円、営業利益が1.17~1.36億円とする、2021年11月12日に公表した連結業績予想を据え置いている。
《ST》
提供:フィスコ