市場ニュース

戻る
 

【市況】25日の米株式市場の概況、ナスダック指数は315ポイント安と大幅反落

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 25日の米株式市場では、NYダウが前日比66.77ドル安の3万4297.73ドルと反落した。

 26日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定発表を控え、金融政策の早期引き締めを警戒する売りが膨らみNYダウは一時、800ドルを超す下落となった。ただ、売り一巡後は切り返しプラス圏に浮上する場面があったが、結局値を下げて取引を終えた。ハイテク株を中心とする売りは続き、ナスダック指数は大幅安となった。テスラ<TSLA>やマイクロソフト<MSFT>、アップル<AAPL>が安く、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>、マイクロン・テクノロジー<MU>といった半導体関連株が売られた。ネットフリックス<NFLX>やショッピファイA<SHOP>が下落した。半面、JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>など銀行株が値を上げ、原油価格の上昇でエクソン・モービル<XOM>やシェブロン<CVX>といった石油株が買われた。ロッキード・マーチン<LMT>やレイセオン・テクノロジー<RTX>といった防衛関連株も堅調だった。

 ナスダック総合株価指数は、315.835ポイント安の1万3539.295と大幅反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が11億5395万株だった。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均