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【材料】東レが上げ幅を拡大、ブロックチェーンを活用したトレーサビリティーシステムを共同開発へ

東レ <日足> 「株探」多機能チャートより
 東レ<3402>が上げ幅を拡大している。この日、ブロックチェーン技術を有するソラミツ(東京都渋谷区)と協働し、ブロックチェーンを活用したトレーサビリティーシステム構築のための実証実験を22年度中に開始すると発表しており、これが好材料視されている。

 東レのリサイクルやバイオマスなどの循環型社会に資する技術や製品のサプライチェーンに、ソラミツのブロックチェーン技術を融合することで、製品の回収・再利用などによる素材の循環を可視化・透明化するという。東レは19年に回収ペットボトルを原料として再利用するリサイクルポリエステル繊維事業のブランド「&+」(アンドプラス)を立ち上げ、リサイクル資源のトレーサビリティーに取り組んでいるが、同実証実験では「&+」を題材とし、サプライチェーン上の企業と連携しながら基本システム構築に向けた課題整理を進めるとしている。

出所:MINKABU PRESS

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