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【市況】<マ-ケット日報> 2022年1月20日

 20日の市場は日経平均が3日ぶりに大幅反発。終値は前日比305円高の2万7772円だった。前日の米株安を受けて寄り付きこそ安くなったが、そこからすぐにプラス圏へ値を戻すなど昨日の米株安はある程度織り込み済みだった様子。一方、米金利上昇への警戒感から買い戻し以外の買いは続かず、昨日の下げ幅の半分も戻せなかった。昨日に大きく下げた日経平均は一段下のレンジに移行してしまったため日足チャートでは目先2万8000円が上値のカベとなってしまっている。

 昨日の米国市場は原油高によるインフレ警戒や景気減速懸念からダウ平均は4日続落した。序盤は主力企業の好決算を受けて買い先行で始まったが、買い一巡後は7年ぶり水準に上昇した米原油先物(WTI)を見て、FRBの金融引き締め前倒し懸念が強まってしまった。相場は徐々に軟化し、取引終了にかけて加速度的に下げてこの日のほぼ安値引け。金利上昇により特にハイテク株の多いナスダック指数が下げている。

 さて、東京市場は米株安を受けながらも昨日にかなり下げた反動が勝り日経平均が反発する展開となった。売り方の買い戻しが主であるため一定の上値に達したら後は模様眺めの状況に。物価高というマイナス要因が解消に向かう状況ではないため、一段低いレンジでの推移は少し長引きそうな雰囲気だ。時間外取引の米株先物が堅調で、今晩の米国株の戻りもある程度先取りしていると見られる。(ストック・データバンク 編集部)


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