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【市況】<マ-ケット日報> 2022年1月14日

 14日の市場は日経平均が大幅続落。終値は前日比364円安の2万8124円で、先月20日以来の安値となった。一時は2万8000円の大台を割れる場面も。前日の米国株が利上げの早まりを警戒して下落したため日経平均も連れ安してしまった。国内で新型コロナの新規感染者が増加していることも売りを急がせる要因に。あまりの急増ぶりに景気回復の見通しが見えにくくなっている。また、円相場が1ドル=113円台まで上昇していることも重荷のようだ。

 昨日の米国市場はFRBの金融引き締めが早まるとの懸念が出てダウ平均は3日ぶりに反落した。この日FRBの理事が上院公聴会で「インフレは明らかに米国人を苦しめており、テーパリング完了後できるだけ早く利上げを開始する」と証言したことが影響した。これにより高PER銘柄であるハイテク株中心に売りが出てナスダック指数は4日ぶりに大幅反落。他の主要指数の倍以上の下落率を演じてしまった。米国株は目先インフレへの警戒も必要となりそうだ。

 さて、東京市場は当面の2大悪材料であるインフレとコロナが再び圧迫材料となって大幅安を演じる1日に。さすがの米国株も利上げ前倒しには勝てず足踏み状態となっている。日経平均は一時2万8000円台を割り込み先月上旬の安値(2万7588円)が次なる下値ポイントに。国内に買い材料がないため上がってもリバウンドの域を出そうにもない。(ストック・データバンク 編集部)

日経平均