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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:ウエストHDはストップ安、バンクオブイノベが一時ストップ高

バンクオブイ <日足> 「株探」多機能チャートより

<4393> バンクオブイノベ 1861 +287
一時ストップ高。日本で事前登録受付中の新作RPG「メメントモリ」について、海外顧客の事前登録受付も開始したと発表している。併せて英語、韓国語、中国語繁体字に対応したSNSを開設するとともに、歌手の平原綾香さんを起用した歌唱曲を公開した。「メメントモリ」は日本国内で月額課金高5億円以上の規模を最低1年以上推移させることを目指して開発を進めてきたタイトル。全世界に同時配信する準備を進めている。

<1407> ウエストHD 3695 -700
ストップ安。22年8月期第1四半期(21年9-11月)の営業利益を前年同期比72.0%減の4.83億円と発表している。売上高は12.2%増の145.23億円と堅調に推移したものの、売上原価の上昇を受けてセグメント別の営業利益が電力事業で85.6%減の0.79億円、再生可能エネルギー事業で95.9%減の0.29億円と大幅に減少したことが響いた。通期予想の営業利益は前期比15.0%増の116.72億円で据え置いている。

<4293> セプテーニHD 455 +5
3日ぶり反発。SMBC日興証券が投資評価「1」を継続した上で目標株価を580円から620円に引き上げている。前日終値は450円。同証券は22年9月期から25年9月期までの業績予想を上方修正(22年9月期の営業利益は41.50億円から50.50億円に変更)。「インターネット広告需要が従来想定以上に好調に推移していること、22年1月の電通ダイレクト子会社化、電通デジタル持分法適用会社化による貢献を反映した」としている。

<3479> TKP 1287 -26
大幅に続落。22年2月期第3四半期累計(21年3-11月)の営業損益を11.14億円の赤字(前年同期実績19.19億円の赤字)と発表している。新型コロナウイルス感染拡大の影響が残るものの、貸会議室事業で緩やかに対面型イベントに対する需要が戻っているという。通期予想は19.00億円の赤字で据え置いた。足元で新型コロナの感染者数が再拡大していることも嫌気され、売り優勢となっているようだ。

<7373> アイドマHD 2938 +83
大幅に反発。22年8月期第1四半期(21年9-11月)の営業利益を4.09億円と発表している。説明資料によると、前年同期実績は2.33億円。セールス・プラットフォームサービスを中心に展開した結果、在宅ワーク環境でのオンラインセールスを必要とする中小・中堅企業から発注があった。通期予想は前期比44.6%増の12.00億円で据え置いた。進捗率は34.1%。第1四半期の好業績を受け、買いが入っているようだ。

<4055> ティアンドエス 1622 -18
大幅に4日続伸。22年11月期の営業利益予想を前期比33.2%増の5.50億円と発表している。ソリューション、半導体、先進技術ソリューションの各カテゴリーで安定的な事業拡大を見込む。年間配当予想は5.00円。前期は8.00円だが、昨年12月1日付で1対2の株式分割を実施しているため、実質的に増配となる。21年11月期の営業利益は主要取引先からの受託開発案件の受注が堅調に推移し、35.6%増の4.12億円で着地した。
《ST》

 提供:フィスコ

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