【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … Ｓａｎｓａｎ、セラク、コシダカＨＤ　(1月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　アステナＨＤ <8095>
　21年11月期の連結経常利益は前の期比25.5％増の24.7億円に伸びたが、22年11月期は前期比35.2％減の16億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.4　Ｓａｎｓａｎ <4443>
　22年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結営業損益は1億3300万円の赤字(前年同期は6億8600万円の黒字)に転落した。

▲No.6　セラク <6199>
　22年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比34.6％減の3.1億円に落ち込み、9-2月期(上期)計画の6.4億円に対する進捗率は49.7％にとどまったものの、5年平均の30.7％を上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8095> アステナＨＤ 　東１ 　 -18.13 　　1/13　本決算　　　-35.22
<3678> メディアドゥ 　東１ 　 -17.04 　　1/13　　　3Q　　　　1.46
<4432> ウイングアク 　東１ 　 -15.68 　　1/13　　　3Q　　　112.56
<4443> Ｓａｎｓａｎ 　東１ 　 -13.92 　　1/13　　上期　　　 41.63
<4530> 久光薬 　　　　東１ 　 -13.04 　　1/13　　　3Q　　　　9.30

<6199> セラク 　　　　東１ 　 -12.90 　　1/13　　　1Q　　　-34.57
<4439> 東名 　　　　　東１ 　 -10.47 　　1/13　　　1Q　　　-99.08
<8918> ランド 　　　　東１　　 -9.09 　　1/13　　　3Q　　　　黒転
<8237> 松屋 　　　　　東１　　 -7.85 　　1/13　　　3Q　　　　赤縮
<2157> コシダカＨＤ 　東１　　 -6.58 　　1/13　　　1Q　　　　赤縮

<2337> いちご 　　　　東１　　 -5.41 　　1/13　　　3Q　　　-53.63
<7673> ダイコー通産 　東１　　 -4.02 　　1/13　　上期　　　 -5.42
<3030> ハブ 　　　　　東１　　 -3.77 　　1/13　　　3Q　　　　赤縮
<4440> ヴィッツ 　　　東１　　 -3.53 　　1/13　　　1Q　　　105.41
<8181> 東天紅 　　　　東１　　 -3.43 　　1/13　　　3Q　　　　赤縮

<8940> インテリクス 　東１　　 -3.02 　　1/13　　上期　　　　2.56
<8904> アバンティア 　東１　　 -2.82 　　1/13　　　1Q　　　　赤拡
<8166> タカキュー 　　東１　　 -2.56 　　1/13　　　3Q　　　　赤縮
<9765> オオバ 　　　　東１　　 -2.05 　　1/13　　上期　　　　黒転
<5018> ＭＯＲＥＳＣ 　東１　　 -1.76 　　1/13　　　3Q　　　164.02

<8244> 近鉄百 　　　　東１　　 -0.84 　　1/13　　　3Q　　　　赤縮
<8016> オンワード 　　東１　　 -0.66 　　1/13　　　3Q　　　　赤縮
<4668> 明光ネット 　　東１　　 -0.35 　　1/13　　　1Q　　　-14.89
<7487> 小津産業 　　　東１　　 -0.21 　　1/13　　上期　　　 -6.14

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース