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【市況】伊藤智洋が読む「2022年新春相場 マーケット・シナリオ」
日経平均の2万9121円突破は新たな上昇が始まっていることを示す
1. 日経平均株価の1月の値動きのパターン
前回の本コラムでは、「日経平均株価は1月の強弱がその年の前半の展開の目安になる」と述べました。
そこで、今回は1月の値動きのパターンの紹介をして、年初の展開がどのようになれば、1月が強気と判断できるのかについて解説していきます。
図1は、1990年以降の1月の値動きを示しています。数値は左から順番に、「年」「月の4本値」「月の陰陽線」「月足が陽線引けしたときの上ヒゲ、下ヒゲ、実体の値幅」「月足が陰線引けしたときの上ヒゲ、下ヒゲ、実体の値幅」「高値-始値(上げ幅)」「始値-安値(下げ幅)」です。
上ヒゲ、下ヒゲ、実体の値幅を見ると、その月のおおまかな展開がわかります。
陽線引けした月の下ヒゲが長い場合、価格がいったん大きく下げた後、押し目をつけて、月末へ向けて上昇して上げ幅の大きな動きになっているということです。
下ヒゲが短いなら、月初から上昇の流れを作っているということです。
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1. 日経平均株価の1月の値動きのパターン
前回の本コラムでは、「日経平均株価は1月の強弱がその年の前半の展開の目安になる」と述べました。
そこで、今回は1月の値動きのパターンの紹介をして、年初の展開がどのようになれば、1月が強気と判断できるのかについて解説していきます。
図1は、1990年以降の1月の値動きを示しています。数値は左から順番に、「年」「月の4本値」「月の陰陽線」「月足が陽線引けしたときの上ヒゲ、下ヒゲ、実体の値幅」「月足が陰線引けしたときの上ヒゲ、下ヒゲ、実体の値幅」「高値-始値(上げ幅)」「始値-安値(下げ幅)」です。
上ヒゲ、下ヒゲ、実体の値幅を見ると、その月のおおまかな展開がわかります。
陽線引けした月の下ヒゲが長い場合、価格がいったん大きく下げた後、押し目をつけて、月末へ向けて上昇して上げ幅の大きな動きになっているということです。
下ヒゲが短いなら、月初から上昇の流れを作っているということです。
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