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【経済】オミクロン株感染急拡大でも主要国の経済活動がただちに停滞する可能性低い


 報道によると、南アフリカ政府は12月24日、新型コロナウイルスの陽性者と接触しても無症状の場合は隔離や検査は必要ないとの方針を発表した。保健省の発表によると、「無症状の接触者の隔離は必要ないが、5-7日間は経過を観察し、人が多く集まる場所は避けるべき」としている。23日時点で南アフリカにおける新規感染者は2万人を超えているが、保健省は新たな方針を決めた理由について、人口の60%がワクチン接種や感染したと推計し、無症状者が多いことや診断症例が少ないことを挙げている。南アフリカ政府が決めた方針と同様の措置が他国で導入されるとの見方は少ないものの、「オミクロン変異株の感染者はデルタ株に比べて入院リスクが低い」との見方は広がっているため、主要国の経済活動がただちに停滞する可能性は低いとみられる。
《MK》

 提供:フィスコ

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