【材料】シーズメン:連続の大幅続伸、メタバースファッション事業を積極化
シーズメン <日足> 「株探」多機能チャートより
シーズメン<3083>が連続の大幅続伸。3日終値841円から2日連続のストップ高を経て、8日には1,471円で寄り付き、一時2,270円まで上昇、前日比46.36%高の1,670円で取引を終了していた。売買代金はJASDAQ市場でトップ。
3日には、2021年10月にスタートしたメタバースファッション事業において、株式会社スケブおよび喜田一成氏による同社株式の取得、喜田氏の同社CMO(Chief Metaverse Officer)に就任が発表されている。株式会社スケブは国内のクリエイターに対して世界中のファンが作品をリクエストすることができるコミッションサービス「Skeb」を運営する企業であり、喜田一成氏はハンドルネーム「なるがみ」としてサブカルチャー業界で広く知られている。
また、3日は同時に、ファッションブランドのメタバース参入支援を行う「ポリゴンテーラーインポート(POLYGON TAILOR IMPORT)」事業のスタートも発表。当事業の最初の取り組みとして、世界的ファッションブランドであるFACETASMの商品のメタバース領域における展開が予定されている。FACETASMは2007年にデザイナーの落合宏理によって創業されたファッションブランドであり、東京のストリートカルチャーに着想を得た独自のスタイルは世界中の人々に支持されている。
8日の出来高は929万株。メタバースファッション事業スタート発表時の高値(2,540円)示現時588万株を大きく上回り、売買エネルギーの高さを示している。
なお、同社は10月、外神田商事株式会社(代表取締役:喜田一成氏)との業務提携を通じて、メタバースファッション事業へ進出。メタバースファッション専門アパレルブランド 「ポリゴンテーラーファブリック(POLYGON TAILOR FABRIC)」を立ち上げた。ブランドの第1弾商品として、3Dモデラー長兎路こより氏が製作する人気アバター「レイニィ」の衣料品を2021年11月に現実で発売している。
《TY》
提供:フィスコ