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【市況】アジア株は上昇、中国政府が不動産規制緩和を示唆 香港株は大幅反発

アジア株は上昇、中国政府が不動産規制緩和を示唆 香港株は大幅反発
 
東京時間10:57現在
香港ハンセン指数   23639.27(+289.89 +1.24%)
中国上海総合指数  3600.34(+11.04 +0.31%)
台湾加権指数     17645.56(-42.65 -0.24%)
韓国総合株価指数  2977.49(+4.24 +0.14%)
豪ASX200指数    7297.80(+52.73 +0.73%)

アジア株は総じて上昇。

上海株は0.31%高、香港株は大幅反発。不動産株が総じて上昇している。中国共産党指導部は6日、不動産市場の低迷が2022年の経済成長を妨げる恐れがあるとして、不動産市場に対する締め付けを緩和する姿勢を示した。上海市場では、済南高新発展が10%超高、金地集団は3.6%高、新城控股集団は2.8%高、保利置業集団は2.6%高。香港市場では華潤置地が5.2%高、中国海外発展は2.9%高。経営難に陥っている中国恒大集団は7.1%高と大幅反発、佳兆業集団は3.4%高。
ただ、一方で米中関係悪化は不安視されている。バイデン米政権は6日、新疆ウイグル自治区での虐殺や人権侵害を理由に北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を行うと発表した。

香港市場でアリババは8.2%高。同社CEOとコマース部門責任者の交代を発表したことが材料視されているもよう。前日には中国企業の米国市場での上場廃止リスクから
同社株は大幅下落し、上場来安値をつけた。

出所:MINKABU PRESS

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