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【市況】7日の株式相場見通し=大幅反発か、NYダウ急反騰受け買い優勢

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが急反発したことを受けリスクを取る動きが優勢となり、日経平均株価は反発し2万8000円台を回復する展開が予想される。米国株市場ではオミクロン株への行き過ぎた不安が後退し景気敏感株に幅広く買いがはいり、NYダウが今年最大の上げ幅をみせた。また、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も上げ幅は相対的に小さいものの切り返しに転じている。東京市場では11月下旬を境に日経平均が2000円あまりの急落をみせていたが、先物主導で下げ過ぎている感も否めない。目先突っ込み警戒感からの買い戻しが入りやすく、きょうは大幅なリバウンドが見込める。足もと外国為替市場でドル高・円安が進んでいることも、輸出セクター中心に追い風となる。

 6日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比646ドル95セント高の3万5227ドル03セントと反発。ナスダック総合株価指数は同139.681ポイント高の1万5225.153だった。

 日程面では、10月の家計調査、10月の景気動向指数速報値など。海外では11月の中国貿易統計、豪中銀の政策金利発表、12月のZEWの独景気予測指数、7~9月の米労働生産性指数(改定値)、10月の米貿易収支、10月の米消費者信用残高など。

出所:MINKABU PRESS

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