【市況】3日の米株式市場の概況、ハイテク株が売られナスダック指数が下落
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
米国などで新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大が懸念されるなか、NYダウに加えハイテク株が売られナスダック指数が大幅に下落した。米11月雇用統計は非農業部門雇用者数が、市場予想を下回った。テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>が安く、エヌビディア<NVDA>やインテル<INTC>、マイクロン・テクノロジー<MU>が値を下げた。業績悪化懸念でドキュサイン<DOCU>が急落した。米国での上場廃止を発表したディディ・グローバルADR<DIDI>が大幅安となり、連想でアリババ<BABA>や百度(バイドゥ)A ADR<BIDU>など中国ADR銘柄が売られた。半面、モデルナ<MRNA>やウォルマート<WMT>、P&G<PG>が上昇した。
ナスダック総合株価指数は、295.848ポイント安の1万5085.472と反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が11億34万株だった。
出所:MINKABU PRESS