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【材料】飯田GHDが反発、国内有力証券が投資判断を引き上げ

飯田GHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 飯田グループホールディングス<3291>が反発している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が2日付で、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」とし、目標株価を2900円から2950円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。

 同証券では、22年3月期上期決算発表後の株価下落により、株価バリュエーションの割安感が一段強まったと指摘。株価下落は上期業績の好進捗に対し通期計画の上方修正がなかったことや市場が予想していた新中計の公表がなかったことなどで、好業績のピークアウト感や将来の業績見通しへの不安感が増したことが背景にあるとみている。ただ、同証券では、22年3月期下期以降も値頃感のある戸建分譲住宅への引き合いが継続し、通期計画の上方修正あるいは第3四半期公表時点で計画大幅超過のビジビリティーが高まることや、来年5月に景気動向などを精査した上での新中計公表し、新中計で全体で緩やかな増益トレンド継続が確認できると予想している。

出所:MINKABU PRESS

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