【特集】「HRテック」が27位にランク、コロナ禍で人事領域でもデジタル化が進む<注目テーマ>
LINK&M <日足> 「株探」多機能チャートより
1 メタバース
2 半導体
3 リチウムイオン電池
4 全固体電池
5 電気自動車関連
6 半導体製造装置
7 脱炭素
8 電気自動車充電器
9 NFT
10 コロナウイルス
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「HRテック」が27位にランクしている。
HRテックとは、「ヒューマン・リソース」(人的資源)と「テクノロジー」を組み合わせた造語。定義はないものの、クラウドや人工知能(AI)、ビッグデータ解析などを活用し、採用活動や人材の育成、配置、評価、給与計算など人事領域の効率化に寄与するソリューションを主に示している。
コロナ禍においては、在宅勤務やリモートワークが求められるなか、オンライン会議やチャットの活用などが広く普及したが、これに伴い企業側の人事に対する考え方も変化しており、人事分野にITを取り入れたHRテックを導入する企業の裾野が大企業から中堅・中小企業へと広がりつつある。ウィズコロナが進んだとしても、こうした流れは社会のデジタル化の進展で今後も拡大すると見込まれており、HRテック関連企業のビジネスチャンスは増えそうだ。
この日の関連銘柄の動きは、リンクアンドモチベーション<2170>やスタメン<4019>、プラスアルファ・コンサルティング<4071>、ビジョナル<4194>、カオナビ<4435>など幅広い銘柄が堅調な動き。また、ワンキャリア<4377>、Unipos<6550>は大幅高している。
出所:MINKABU PRESS