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【市況】日経平均は413円安でスタート、ソフトバンクGやトヨタなど中心に全般軟調/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 28337.96 (-413.66)
TOPIX  : 1954.99 (-29.99)


[寄り付き概況]

 11月29日の日経平均は前週末比413.66円安の28337.96円と大幅続落でスタート。26日の米国市場でダウ平均は905.04ドル安の34899.34ドル、ナスダックは353.57ポイント安の15491.66で取引を終了。新たに検出された新型コロナの南ア変異株が世界経済の回復を損ねるとの懸念にアジアや欧州市場の流れを継いで、寄り付き後大きく下落。短縮取引で参加者が限られる中、終日安値を探る展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比635円安の28155円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はギャップダウンからのスタート。26日の段階で米国市場の下落はある程度織り込まれていると見られるが、オミクロン株の各国での感染確認とそれに伴う入国制限も相次いでおり、警戒感は一段と強まっている状況。

 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、ANA<9202>、日本航空<9201>、オリエンタルランド<4661>など中心に全般軟調。業種別では、海運とその他製品のみが小幅にプラス圏で推移する一方、鉱業、空運、陸運などが下落率上位で推移。

《FA》

 提供:フィスコ

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