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【通貨】外為サマリー:1ドル114円60銭台で推移、コロナ変異株懸念でリスク回避の動き

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=114円65銭前後と前日の午後5時時点に比べて70銭強のドル安・円高となっている。

 南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたとの報道を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まるなか、ドルを売って安全通貨とされる円を買う動きが優勢となった。午前9時20分頃に114円68銭まで下押ししたあと115円00銭台を回復する場面もあったが、日経平均株価や時間外取引のNYダウ先物が大幅安となったことが影響するかたちで再び軟化。時間外取引の米長期金利が1.5%台半ばまで低下したことで、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いも入りやすかった。正午頃には114円59銭をつけ、その後の戻りも鈍かった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1224ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=128円69銭前後と同70銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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