【通貨】外為サマリー:1ドル115円30銭台で推移、仲値通過後は弱含み
米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=115円43銭前後と前日に比べ30銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米10月個人消費支出(PCE)コア指数が約30年ぶりの高水準となったほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて米利上げ前倒し観測が広がるなか、一時115円52銭と17年1月以来のドル高・円安水準をつけた。
ただ、25日は米国が感謝祭の祝日となることから一段とは上値を追いにくく、この日の東京市場は模様眺めムードが強い状況。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいことに加え、日経平均株価が反発していることから朝方は115円40銭台で推移していたが、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過後は弱含む動きとなっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1210ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=129円29銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS