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【材料】プラッツ---1Q純利益が黒字転換、医療・高齢者施設市場及び海外市場が堅調に推移

プラッツ <日足> 「株探」多機能チャートより

プラッツ<7813>は9日、2022年6月期第1四半期(21年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.2%減の15.93億円、営業利益が同61.7%減の0.88億円、経常利益が同36.9%減の1.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.00億円(前年同期は1.71億円の損失)となった。

福祉用具流通市場の販売実績は前年同期比11.1%減の11.93億円となった。主力商品である介護用電動ベッド「MioletIII」が好調に出荷されたものの、同商品が発売から約3年が経過し、需要が一巡した影響があった。

医療・高齢者施設市場の販売実績は前年同期比42.7%増の3.38億円となった。新型コロナウイルスの感染対策により、一部の医療施設や高齢者施設への営業活動が停滞したものの、引き続き営業活動を強化した。

家具流通市場の販売実績は前年同期比23.3%減の0.27億円となった。医療介護用電動ベッドの状況は、一般ベッドと同様に減少傾向が続いている。

海外市場の販売実績は前年同期比13.4%増の0.33億円となった。連結子会社である富若慈(上海)貿易有限公司にて、介護レンタル向けへの認定者基準が変更された影響で需要が急減し、同連結子会社の業績は落ち込んだものの、韓国での高齢者施設の案件を獲得した。

なお、同社及び連結子会社における当第1四半期の医療介護用電動ベッドの総販売台数は前年同期比5.5%減の1.2万台となった。

2022年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.2%増の75.50億円、営業利益が同17.2%減の6.00億円、経常利益が同25.6%減の6.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.8%増の4.00億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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