【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ステラファ、ワークマン、フィンテック　(11月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の11月5日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　タスキ <2987>
　21年9月期の経常利益(非連結)は前の期比2.1倍の11.1億円に急拡大し、22年9月期も前期比22.3％増の13.6億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　データアプリ <3848>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の2.1億円→3.9億円(前期は2.1億円)に83.7％上方修正し、一転して81.2％増益見通しとなった。

★No.3　芝浦電子 <6957>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の40.5億円→50億円(前期は31.6億円)に23.5％上方修正し、増益率が28.1％増→58.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2987> タスキ 　　　　東Ｍ 　 +18.80 　 11/ 8　本決算　　　 22.30
<3848> データアプリ 　ＪＱ 　 +14.36 　 11/ 8　　上期　　　514.29
<6957> 芝浦電子 　　　ＪＱ 　 +11.44 　 11/ 8　　上期　　　242.16
<7089> フォースタ 　　東Ｍ　　 +9.50 　 11/ 8　　上期　　　206.80
<6677> エスケーエレ 　ＪＱ　　 +4.69 　 11/ 8　本決算　　　 16.70

<8844> コスモスイニ 　ＪＱ　　 +4.66 　 11/ 8　　上期　　　　黒転
<8226> 理経 　　　　　東２　　 +4.61 　 11/ 8　　上期　　　　黒転
<9780> ビステム 　　　ＪＱ　　 +4.13 　 11/ 8　　上期　　　　7.37
<7292> 村上開明 　　　東２　　 +3.88 　 11/ 8　　上期　　　309.86
<4888> ステラファ 　　東Ｍ　　 +3.80 　 11/ 8　　上期　　　　　－

<8789> フィンテック 　東２　　 +1.96 　 11/ 8　本決算　　　160.87
<3947> ダイナパック 　東２　　 +1.30 　 11/ 8　　　3Q　　　223.96
<3695> ＧＭＯ－Ｒ 　　東Ｍ　　 +1.26 　 11/ 8　　　3Q　　　251.39
<3951> 朝日印刷 　　　東２　　 +1.18 　 11/ 8　　上期　　　 -8.25
<5950> パワーファス 　東２　　 +0.94 　 11/ 8　　　3Q　　　　黒転

<2344> 平安レイ 　　　ＪＱ　　 +0.90 　 11/ 8　　上期　　　 35.29
<5973> トーアミ 　　　東２　　 +0.83 　 11/ 8　　上期　　　-56.69
<7932> ニッピ 　　　　ＪＱ　　 +0.80 　 11/ 8　　上期　　　 91.68
<6180> ＧＭＯメディ 　東Ｍ　　 +0.69 　 11/ 8　　　3Q　　　　黒転
<8006> ユアサフナ 　　東２　　 +0.65 　 11/ 8　　上期　　　449.25

<8893> 新日建物 　　　ＪＱ　　 +0.48 　 11/ 8　　上期　　　128.90
<9857> 英和 　　　　　東２　　 +0.32 　 11/ 8　　上期　　　-18.54
<7564> ワークマン 　　ＪＱ　　 +0.31 　 11/ 8　　上期　　　　9.41
<9034> 南総通運 　　　ＪＱ　　 +0.19 　 11/ 8　　上期　　　 14.47
<6026> ＧＭＯテック 　東Ｍ　　 +0.15 　 11/ 8　　　3Q　　　783.33

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース