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【材料】タムラは大幅続落、半導体不足の影響による納入遅れ見込み22年3月期業績予想を下方修正

タムラ <日足> 「株探」多機能チャートより
 タムラ製作所<6768>は大幅続落している。前週末5日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を34億円から22億円(前期比11.7%増)へ、最終利益を22億円から11億円(同2.0倍)へ下方修正したことが嫌気されている。

 電子化学実装関連事業において錫や銀などの原材料価格が上昇していることを受けて、販売価格への転嫁を行うことで売上高は860億円から880億円(同19.1%増)へ上方修正したものの、半導体をはじめとする材料の入手困難などにより、第4四半期に予定していた放送設備の設置や、情報通信機器、自動販売機向けLEDモジュールの納品の一部が来期に先送りになる見通しであることから、利益見通しを引き下げた。

 なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高411億3900万円(前年同期比23.5%増)、営業利益2億8200万円(同8.7%減)、最終損益5500万円の赤字(同2700万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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